千変万化―革新期の古伊万里―
■会期:2025年1月15日(水)~3月30日(日)■開館時間:10:00~17:00(入館受付は16:30まで)
※金曜・土曜は10:00~20:00(入館受付は19:30まで)
■休館日:月曜日・火曜日
※2月11日(火・祝)、2月24日(月・振休)は開館
■入館料:一般1,200円/高大生500円
※中学生以下は入館料無料。
※1月15日(水)~1月31日(金)は新成人は入館料無料。受付にて年齢のわかるものをご提示ください。
※上記の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。
展覧会趣旨
瞬きの間に過ぎ行く、最も多様で趣深い時代
カラフルな上絵具による色絵、繊細な線描と濃密な塗り埋めの染付、精緻な型を駆使した端正な器形、色とりどりの釉薬が織りなす掛け分け。1640年代から60年代頃は伊万里焼(いまりやき)の技術的な革新期にあたり、以降の磁器製作の基盤となる技術が整います。この頃登場する「古九谷(こくたに)様式」と呼ばれる初期の色絵様式を筆頭に、技と創意の豊かな作風が発現しました。 今展では17世紀中期頃の伊万里焼の絵付けや成形といった装飾技法に注目しながら、革新期の多様さを紐解いていきます。次々と移り変わっていく時代を駆け抜けた名品の数々をご堪能ください。主な出展作品 と見どころ
◇色絵の登場
伊万里(古九谷様式)
江戸時代(17世紀中期)
口径35.2㎝
伊万里(古九谷様式)
江戸時代(17世紀中期)
口径43.9㎝
◇染付の発展
伊万里
江戸時代(17世紀中期)
高17.0㎝
◇成形の妙技
伊万里(古九谷様式)
江戸時代(17世紀中期)
口径13.0×9.9cm
伊万里
江戸時代(17世紀中期)
口径14.3×12.6cm
◇釉薬の趣向
伊万里
江戸時代(17世紀中期)
口径14.7cm
同時開催
◇第3展示室『江戸時代の伊万里焼―誕生からの変遷―』
◇やきもの展示室『浜野まゆみ作品展』
美しい日本の四季と文化を大切に、器を制作しています。染付、赤絵の糸切りの皿、型打ちの猪口などを中心に、古伊万里の伝統技法を用いた小品を展示いたします。―浜野まゆみ
本展会期中の催し物のご案内
◇展示解説 「千変万化―革新期の古伊万里―」の見どころ
2階展示室にて、主な出展作品の見どころをご紹介いたします。
■1月25日(土)・3月8日(土) 各日14:00~(約45分)
■参加料無料(入館券を別途お求めください)
■予約不要
◇ラウンジ&ギャラリー・トーク「17世紀中期の伊万里焼と技術革新」
展覧会担当学芸員が、前半は1階ラウンジにて、17世紀中期の伊万里焼における技術革新の様相についてお話しし、後半は2階展示室にて展覧会の展示解説を行います。
■3月3日(月) 14:00~(約120分)
※当日はご予約の方のみご入館いただけます。
※13時30分開館、17時00分閉館です。
■先着30名様
■参加費 一般1,500円(税込)(入館券を別途お求めください)
年間パスポート会員1,200円(税込)
■要事前予約
※下記予約サイトからお申込みください。
【受付開始】1月15日(水)10:00~
《ラウンジ&ギャラリートーク予約サイト》
https://airrsv.net/toguri-reserve/calendar/
◇古伊万里入門解説
古伊万里鑑賞をより楽しむための入門解説です。陶片に触れていただきながら、陶器と磁器の違いから、江戸時代の伊万里焼の作り方や様式変遷といった基礎を解説いたします。当日、ご参加の方には特製資料を贈呈いたします。
※本解説では2階ロビー「伊万里焼ができるまで」、第3展示室「江戸時代の伊万里焼―誕生からの変遷―」をご案内いたします。
■2月24日(月・振休) 14:00~(約45分)
■参加料無料(入館券を別途お求めください)
■予約不要
プレスリリースに掲載の作品および展覧会ポスター画像データをご用意しております。また、メディア関係者の方のご取材を随時承っております。ご希望の方は下記までお問い合わせください。
●PDFファイルをダウンロードしてご覧いただけます。
『千変万化―革新期の古伊万里―』プレスリリース
写真借用申請書
【お問い合せ先:公益財団法人 戸栗美術館】
TEL:03-3465-0070