主な収蔵品

当館の主な収蔵品は、東洋陶磁器です。
東洋陶磁器は、日本、中国、朝鮮、などで生産された陶磁器の総称で、日本磁器の内、江戸時代のはじめに肥前国(現在の佐賀、長崎県)で生まれた磁器を肥前磁器と呼びます。
※収蔵品点数約7000点(古陶磁器、古書画など) 平成20年11月現在



陶片

 陶片とは、陶磁器の生産された遺跡や窯跡、または消費地などから出土した陶磁器の欠片のことで、当館では有田諸窯や大川内山から出土した伊万里焼や鍋島焼の陶片を収蔵しております。これらの陶片は、製作工程や技術の変遷、類似伝世品の生産窯や生産年代の推定などを行う際に貴重な資料となり、伝世品からだけではわからない様々な情報を与えてくれます。
 2階展示室ロビーや、やきもの展示室にて、陶片の展示を不定期に行なっております。ご来館の際には、企画展と合わせて是非ご覧ください。

有田諸窯出土
有田諸窯出土
大川内山出土
大川内山出土